ユニークな暮らし

みんな違ってみんないい!整理収納のその先に見えたユニークな暮らしとは。

片づけは「要るもの」に意識を集中しよう。

f:id:lifestylerepair:20161011205326j:plain

どこの家庭にもあった百科事典。何十年もの間、手に取られることもなく、その役目を終えようとしています。。。

 

ここのところ、遺品整理のお客様のお宅に通っています。

「要るもの」「要らないもの」の仕分け作業の際、特に、遺品整理やお引越しなどの節目のお片づけの場合は、「要らないもの」をよけるよりも、「要るもの」だけをピックアップしていただく方が効率が良いです。

 

「要るもの」だけをひとまとめにしていただくことは、イメージとしては旅支度に近いです。必要なものだけ旅行カバンに詰める要領です。

 

しかし、私が今までお片づけ作業を一緒にしてきた中で、はじめは順調にやる気満々で「要るもの」をピックアップしていたつもりが、いつの間にか「要らないもの」が話題の中心になり、「ああ、これも要らない、あれも、これも・・・」と引っ掻き回しだし、ついには「要らないものばっかり溜め込んでダメな私。」と自己嫌悪に陥って、思考停止状態になってしまう方をよくお見かけします。

 

それだけ、「要らないもの」から発する負のパワーは強力だということ。片づけが途中で嫌になってしまったり、ひどく疲れてしまうのは、「要らないもの」にばかり注意が向きがちだからです。

 

これからの暮らしに「要るもの」に向かって精神を集中することで、先々の見通しが立ってきます。

 

遺品整理も引越しのお片づけも、お客様はただ「要るもの」だけをピックアップしていただければ、あとは一斉に躊躇なく私が分別してまとめることができます。

簡単な作業ですよね。

思ったよりシンプルでしょ?

整理収納アドバイザーの私にとって片づけ作業はものすごく簡単なことなんです。

 

しかし片づけをしている時に、なぜ一番大事な「要るもの」に意識が向かないのでしょうね。

 

実は、すでに買い物の段階から、本当に自分にとって「要るもの」をチョイスできていないのかもしれませんよ。

 

例えばこんなことよくありませんか?

目の前にたくさん服があるのに、着たい服が見当たらない・・・。

 

それは、今、もしくはこれから出かける先の自分の理想の姿にフィット(適合)していないからですよね。

また、その理想が現実とかけ離れていればいるほどストレスになってしまいます。

 

「要らないもの」はいっぱいあっても、本当に「要るもの」が判断できない、服はいっぱいあるのに着たい服がないという人は、今の自分のライフスタイルがどっちつかずの状態なのだと思います。理想が高い割に、ふわふわと周囲に流されやすく、自分軸がない人に多い傾向です。今買おうとしているものは本当に自分にとって必要なのかを考えて、なくてもなんとかなりそうなら思い切って買うのをやめてみることです。

 

ファッションは全身鏡でトータルコーディネートをするように、ライフスタイルも時に俯瞰してロングスパンで全体像をつかみ、自分の理想と現実を近づけていくことが大事です。

 

部屋全体を眺めた時、お気に入りのもの、大事なもの、必要なものがパッと目に入る状態、これがベストな状態と言えます。

 

これが「要らないもの」によって視界を遮られていると、本当に「要るもの」をピックアップするのが困難になるわけですな。

 

お片づけの際はぜひ、「要らないもの」の負のパワーに負けず、できるだけ「要るもの」の方に意識を集中することを心がけてください。