ユニークな暮らし

みんな違ってみんないい!整理収納のその先に見えたユニークな暮らしとは。

逃げ恥第7話を観て家政婦をこじらせた自分を憂う。

「逃げるは恥だが役に立つ」というドラマがこんなにヒットするとは思わなかったし、最初は家事ドラマとして仕事のネタ作りに観ていたのですが、最近は恋愛要素が濃くなってしまって、家事労働党員の私の出る幕がありません。既婚者でこの歳になると、甘酸っぱい恋愛も縁遠い(もう一生恋なんかしないんだろうなぁ)ので、自分の子供が大人の階段をこけつまろびつ上がっていくのを焦ったく思いつつも応援しているような感覚で見守っています。

なので、年甲斐もなく人並みにムズキュンはしていますが、別の切り口で語りたいと思います。

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人間関係にタグ付けをする世の中

第7話を観て、心に引っかかったのは、風見くんと日野くんとヒラマサくんが、沼田さんについて語るシーン。基本的にこの3人はリベラルで平和主義でバランス力のある大人なのでしょう。

人は「レッテル貼り」という言葉もあるように、すぐになんでも勝手に自分基準でタグ付けしたがります。

確かに、タグ付けという行為は整理収納においては基本的なテクニックです。一目でわかるようにしたり、「もの」を探しやすくするためにはとても便利なのですが、人間関係もタグで整理することがあります。 

一番シンプルなタグ付け例はアドレス帳でしょうか。アイウエオ、またはアルファベット順、さらに所属するグループごとに整理して、連絡を取りたい人にすぐにアクセスできるようなシステムになっています。

SNSでもタグ付けがありますし、就職マッチングサイトや、お見合いサイトなんかも様々な個人情報に関するタグが付けられているのだと思います。「該当人物を検索する」という目的のために人はタグを使い分けます。

しかしたまに、容姿をランク付けした資料や、病歴犯罪歴などのプライバシーが漏れてしまい、騒ぎになることがあります。人から自分がどうタグ付けされているのかを詳らかにされてしまったら、またそれが全世界に公開されてしまったらそれこそショックですよね。それでも人は懲りずに自分基準で他人をタグ付けします。

なんでも簡単に検索できる世の中になって、なんでもタグ付けするという行為に抵抗がなくなってきているのも事実だと思います。

逃げ恥の3人のように、沼田さんは沼田さんなんだよという言葉に、人間はタグ付け感覚で簡単に分類してしまうほど単純なものでもないし、複雑だから面白いし、リアルな人間関係において、勝手なタグ付けは誤解や差別につながってしまうことがあるということを感じました。

 

人間をタグ付けして整理するというと聞こえが悪いように、なんでも整理すりゃいいってもんでもないのよ。

 

あ、また整理収納業界にケンカを売ってしまった。

 

フラットに生きることの難しさ

それからもう一つ、みくりのようなまたとない身にあまる贅沢な据え膳を食わずに逃亡し、プロの独身を頑なに貫くヒラマサくんがボヤいていたこと、そしてみくりも薄々不安に感じている恋愛感情のその先の話を、お見合い結婚歴20年の私が語りたいと思います。

 

結婚=恋愛感情+家事労働というコンセプトがこのドラマにはあるそうです。

 

誰でも願う「永遠」や「末長く」続く幸せな日々はプラスの恋愛感情がいつまでも続けばそりゃ楽しいでしょうよ。

しかし、小出しにしていってもいつかはネタ切れするし、年齢や環境、体調やライフステージの変化などによって人の心は移ろいやすいもの。

 

フラットに生きていくためには感情を無にして淡々と過ごすことです。心を動かしてはならんのです。禅僧のようにストイックに、常に要領よく小賢しく生きていくことなのです。

 

ヒラマサはみくりに会うまでこれを貫いていました。何かを手放し諦めることで手に入る平穏生活を満喫していました。今のミニマリズムやシンプル生活も、心かき乱すものを取り除く「フラットに生きる」という考え方が根本的にあると私は思うし、波風立てずに毎日規則正しく丁寧な暮らしができたら、それこそわざわざ振り回されるような結婚は煩わしい、一人でいいやという気持ちが芽生えるのも仕方ありません。

 

しかし、あまりフラットを意識してしまうと、暮らしに面白味がなくなります。

なんというか・・・いろんなことに関心がなくなってくるのです。

 

これでも若い頃は、夫の出張が続いたり仕事の帰りが遅いと心配で眠れなかったり、不満を抱いたり、夫にストレスをぶつけることもありました。それは夫に関心があった証拠でもありますね。

しかしいちいち細かいとこで感情を使っているのもバカらしくなって、修行を重ねた結果、今はな〜んとも思わなくなり、フラットな状態です。

結婚生活のプロになるともはや菩薩のごとく平常心で、家政婦に徹して対応するしかないのです。不満もなければ関心もなく興味もない状態です。完全に無だぁ〜。勝ったぜ!(なんか独身をこじらせたヒラマサみたい)

 

ちょ、待てよ。

 

夫婦とは果たしてそれでいいのかしらん?

 

そして私は夫に何の感情も持たないまま「家政婦をこじらせて」フラットに死んでいくのか。。。それでいいのかお前。

 

結婚生活を長続きさせる秘訣

独身をこじらせたヒラマサの無の心に、みくりという便利な家政婦が手に入り、どんどん彼の心が恋愛感情に侵食されていきますが、それでも雇用主という立場であることでなんとか自分を律しようとするヒラマサ(言ったのはゆりちゃんでした。間違い、ヒラマサは日頃の態度で示しています)が、恋愛感情とはまた違う、ある重要なキーワードヒントを発します。

 

感謝とリスペクト

 

なるほど。これにスキンシップが多少なりともあれば、結婚生活を長続きさせることができるのでしょうね。深いドラマだなぁ。夫婦に限らず信頼できる人間関係を築いていくための重要なキーワードとして心に刻みます。家政婦をこじらせた私には大変勉強になります!

まあ、なんでも恋愛に走ればいいってもんじゃないけど、初々しいうちにしか体験できないこともあるので、人生経験だと思って頑張ってください、ヒラマサくん。