ユニークな暮らし

みんな違ってみんないい!整理収納のその先に見えたユニークな暮らしとは。

新年早々百人一首を整理する。

我が家の年末は、掃除を済ませた後、近所のカラオケで家族対抗紅白歌合戦を開催するのが恒例となってます。

私と娘のチーム構成の紅組が、私が途中で飽きてウケ狙い曲に走らない限り、旦那と息子でギリギリ頑張る白組にぶっちぎりの点数差で優勝を決め、最後に美空ひばりの「川の流れのように」か、ゆずの「栄光の架け橋」を歌って幕を閉じるのがお決まりでして。

まぁ、日頃頑張っている私の接待みたいな企画に家族が付き合わされているような構図なんですが、今年はカラオケは受験のため自粛し、ちくわの天ぷらと年越し蕎麦を食べ、「笑ってはいけない」と本物の紅白をザッピングしながら、恋ダンスを踊り狂い、ジルベスターコンサートで年明けを祝うことができました。

 

ちくわの天ぷらといえば、大晦日は、スーパーやフランチャイズの天ぷら屋に至るまで、ほぼほぼエビ天またはエビ入りかき揚げしか取り扱っていないのがここのところの不満です。正月のおせちも含め、エビアレルギーには辛い時期です。なので、蒲鉾とか伊達巻とか不当に高いおせち食材の陰に隠れてそっと98円の通常運転で売られているちくわを天ぷらにして年越し蕎麦を美味しくいただきました。

 

今年は初日の出前からゴソゴソ起き出し、塾に向かう娘を見送った後、旦那と息子と私の三人で、白々と明けゆく空を眺めつつ、頬にひんやりとした風を受けながら、さいたま新都心までチャリで向かい、コクーンのヨドバシカメラの福袋に並ぶ列を横目に踵を返して、埼玉県民の心の拠り所でもある武蔵一の宮大宮氷川神社の長い参道を30分かけて歩いて初詣に行ってきました。お参りの途中で上りきった初日の出の光を一身に浴びて引いたおみくじは幸魂奇魂兆(さきみたまくしみたまのうらかた)。なんだか幸先良さげでございます。

 

息子が年末からずっと「オレ、正月に百人一首をやりたいんだよね。」とことあるごとに真顔で百人一首アピールをしてくるので、カードゲームの鬼の私が手ほどきをば。

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左から私、息子、旦那の成果。ここに現役の娘が加わると修羅場に。

 

私の実家は正月といえば、花札、トランプ、百人一首のギャンブル?三昧だったので、息子だからといって容赦しないわよ。(競技かるたレベルにはかないませんが)

でも中学生の男の子が百人一首をやりたいと言ってくる時点でそれはもう面白いので、面倒ではあるが根気よく付き合うことに。

最近はなんでもスマホのアプリがあって、ちゃんと歌をランダムに読み上げてくれるから便利です。今回は「百読」を使い、いなばくん(人間)の声(結構クセになる)に酔いしれつつ、百人一首スタート。

 

百読読み上げアプリ。 

百首読み上げ (

百首読み上げ ("Hyaku-Doku", or "Shuffle 100")

  • Yoshifumi Sato
  • ミュージック
  • 無料

 百人一首は、上の句が読み上げられるそばから下の句を推測し、 ひらがなだらけのカードをむしり取り合う早押しクイズ的な要素が強いのですが、「あさぼらけ」だの「ありあけ」だの「わたのはら」だの、似たような言葉のトラップがあちこちに仕掛けられているところが絶妙。

 

なので、整理収納の理論を活用して、分類してみるのも面白いです。

 

百人一首マスターには基本中の基本、「むすめふさほせ」の句は最初の一文字を聞いただけで下の句が瞬時に判別できるという特徴があり覚えやすいので、この7句は押さえておきたいところです。

 

他にも例えば地名シリーズ(田子の浦・淡路島・大江山など)で集めてみても面白いです。

 

「小倉山〜♪」ときたら・・・

 

 

 

 

 

 

もちろん「みゆきちゃん」ですよね!

 

うちの旦那は「小倉かおり…小倉かおり…」とボソボソつぶやきながら探していたので多分一生見つからないと思います。忘れられない女がいるのでしょう。

 

この句も「いまひとたびトラップ」があるのですが、もう一つの「いまひとたび」の上の句は「あらざらん」なので私はこの句を聞くと製菓材料「アラザン」(私の中では宇津救命丸だと思っていつもよけて食べていた)を思い出します。

 

こんな感じで勝手なイメージを浮かべながら自分なりに分類していきます。

 

いきものシリーズ(きりぎりす・かささぎ・鹿など)

枕詞シリーズ(あしびきの・ちはやぶる・ひさかたのなど)

インパクトシリーズ(ももしきや・うらみわびなど)

トラップシリーズ(逢ふさかの関・わがころもて・今ひとたびなど)

このように分類好きにはたまらないカードゲームなのです。

 

おーい、みんな話についてきてるか〜?

 

「そで」はたいてい、濡れるか乾くかだし、「岩」は砕けるし、「瀬」は割れる。「黒髪」は乱れるし、「滝」は流れるけど、「憂かりける人」はハゲだったりする。

 「奈良の都」なのに「けふ(きょう→京)だったり、八重が密かに九重にランクアップしてたり、視点を変えてみるとなかなか味わい深いです。

また「こひ」とか「つき」とか「ひと」とかキーワードがぼやけてる歌は区別がつきにかったりするのもこのかるたの醍醐味。あんまり印象に残らない歌も多くて、覚えるのが大変だからこそ難易度が増すのです。

 

ただ全てのカードを取ろうと欲張っても無理なので、そこは取捨選択することも大事です。当然好き嫌い、覚えにくいなどありますから。覚える気は無いけど、たまたま目の前にあって取れたらラッキーくらいの捨て句があってもいいのだと思います。ただ人気のある句(ちはやぶる・花の色はなど)は競争率も高いので、誰も取りたがらないマイナーな句を狙うのも手ですけど。

 

やはり一番は、数ある歌の中から、自分が好きな歌を絶対に取る!と能動的に動いていくことが大事です。好きな歌を見つけるのは、歌の響きや言い回しなど、感覚的な面もありますが、当時の平安時代の背景を思い浮かべながら、歌の意味を知るいい機会にもなります。

 

私は個人的に「さしもぐささしもしらじな」とか、「折らばや折らむ」とか、「山鳥の尾のしだり尾の」「いつみきとてか」などのラップ調に韻を踏んでいるところがツボです。

 

勉強もそうですが、自分の頭の中を整理して、紛らわしいものの区別をはっきりさせると、よりクリアな状態になります。

家の片付けも分類に困るものは案外しまう場所が曖昧だったりしますが、それを顕在化することで、解決策が見えてくることもあります。

 

頭の体操にぜひ百人一首をやってみてください。オススメです。