ユニークな暮らし

みんな違ってみんないい!整理収納のその先に見えたユニークな暮らしとは。

地味なことを面白くすると後から自信と信頼がもれなくついてくる。

先日、床一面カビだらけのお風呂の清掃をしました。

清掃専門業者ではないので、業務用の洗剤とか器具を使うわけでもなく、ひたすらカビキラーを振りまき古典的にゴシゴシするしかありません。インパクトの強すぎる現場に怯みもせず、ただ淡々と作業をこなす私カッケーと思って、カビキラーに目をやられながらも中島みゆきの地上の星をバックにフンフン♪と頑張ったんです。

つばーめーよー高い空からーおしーえてよー風呂場の星をー

つばーめーよー風呂場の星はー今ここにーいるんだよーぉう

 

エアバイオリンの音色に酔いしれながら、かなり頑張って真っ白に仕上げ、お客様にも喜ばれて、自己満足に浸りながら気分良く帰りの車を運転していたところ、仕事仲間の人にこんなことを言われました。

 

「ふじぬきさんをあんなカビだらけのお風呂に閉じ込めておくなんてもったいないと思います。キラキラ活躍している人も多いのに、もっと整理収納の知識をどんどん広めていく仕事をした方がいいと思います。」

 

ぶっちゃけ掃除より片付けの方が好きなのは事実ですが、そもそも家事代行業がきっかけでこの世界に足を踏み入れたので蔑ろにはできません。中にはまずお掃除から始めることでだんだんと心を開いてくれるお客様もいて、そのうち信頼を得ていつか片付けの作業を頼まれることもあるのです。

私は現場作業は経験とネタ作りだと思っているので、筋トレのように淡々と地味に面白く作業をしています。時給以上の働きは確実にしているはず。

 

blog.tinect.jp

 面白い記事を読みました。

心に刺さったのはこの記事の中の就活中の学生が多くのアルバイト経験を経てわかったという事実。

アルバイトってほとんどどれも、仕事の一番面白くない部分を切り出して、安く人にやらせているような気がするんです。

それを言っちゃーおしまいよ、身も蓋も無い意見ですが、実際のところはほぼほぼ的確な指摘だとも感じます。最近の外注ブームやAIの進化もこの論理が当てはまるのかもしれません。

ただし、これだから「アルバイトはやめとけ」とは思いません。

 

世の中にはいろんな仕事がありますが、私がやっている掃除や片付けは、人によっちゃーめんどくさくて面白くなくて地味な作業ですから、人や機械に役割を押し付けることができればそれが一番でしょうな。安いとかタダならなお良しでしょうか。

 

雇用主の立場から言えば、自分ができない(したくないとは言ってない)ことを人にお金を出して代わりにやってもらうのが雇用ですからね。その分人に任せるには責任も伴いますし、会社を運営してシステムを作って利益を生み出して管理して使えるまで教育する人がいるからこそのアルバイトなんで、その基盤の上で自分の空いている時間に仕事ができる環境はそこそこWINWINだし、そうでなくてはいずれは成り立たなくなってしまいます。例えば会社の共同経営者が仕事の面白くない部分を自分にばかり安く押し付けてくるなら腹立たしいですけど、片手間の学生なんだし、最低限立場はわきまえるべきだと私は思いましたが。

 

あなたが面白く無いと思う仕事でも、それを面白いと感じる人もいるし、そこから発展してイノベーションを生み出す人もいるし、面白くは無いけどお金さえもらえればできるという人もいるから世の中回っているんだよね。そこの部分のリスペクトも忘れないでほしい。

できないことはやらなくていいと思うけど、なんでも面白くないと切り捨てる人よりも、どうしたら面白くできるかを考えられる人に私はなりたい。

就職したって開業したって、いずれにせよすぐにキラキラした派手な仕事ばかり任されるわけではありません。時に地味な仕事を与えられる時があっても腐らず、目の前に与えられた仕事を淡々とこなしていくことで、大きな信頼を勝ち得ることができるのです。

 

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私はカビだらけのお風呂の床をこすりながら、

こんなになるまで放っておいて、手がつけられなくなったら誰かにやらせればいいなんてムシが良すぎやしないかい?

とは1ミリも思わず(0.6ミリぐらいは頭をよぎることもありますが)、ただひたすらこの目の前のカビがどうやったらキレイに落ちるかを考えているわけで。

 

頭と体がフル回転ですよ。

 

地道な徳の積み重ねによって、経験と引き換えにやればやるほど自信がついてきます。

 

心配なのはいつまでこの肉体労働が続けられるかですが・・・

 

これはできるうちにやっておかないと!

 

けしてお人好しでやっているわけではなく、いつかこの経験が

「掃除と片付けの作業なんて面白くないしキツイからやめとけ」

という元も子もないアドバイスではなく、

いずれ人に役にたつ話としてみなさんにシェアできると信じているからです。

そしてこの積み重ねこそが「自信と信頼」を確実に築いていくことも実際肌で感じているので、モチベーションを切らさないためにも地味なことを面白くしていくことが大事なのだと思います。