ユニークな暮らし

みんな違ってみんないい!整理収納のその先に見えたユニークな暮らしとは。

RADWIMPS「なんでもないや」の歌詞の視点から人間の欲望について考える。

「君の名は」という映画のEDテーマ「なんでもないや」というRADWIMPS(スゴイ!「らっどうぃんぷす」で変換できた!)の歌詞をながめていたら気になるフレーズがありました。

星にまで願って手に入れたおもちゃも 

部屋の隅っこに今転がってる

叶えたい夢も今日で100個できたよ 

たった一つといつか交換こしよう 

なんでもないや (movie edit. + movie ver.) - RADWIMPS - 歌詞 : 歌ネット

 

音楽業界人からも絶賛の声を耳にするこの曲ですが、私は整理収納業界人の視点から見てもこのフレーズは世の中の真理をついているなぁと思うのです。

 

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人間の欲望は尽きることがありません。

その欲望をエネルギーに変えて、力強く生きていければ幸せなのかもしれません。

しかし手に入れたものの効力は長続きせず、次から次へと生み出される価値に興味が移っていきます。

満たされれば別の部分が物足りなくなることを繰り返し、どんどん要求がエスカレートしていきます。

願いの全てを満たそうとせず、スタンプカードのように100個たまったら1個と交換ぐらいがちょうどいいのかもしれません。

 

先日家族で久々に焼肉を食べに行きました。

私はお腹が弱いので肉は生焼けよりバッチリ火を通してウェルダンで焼きたいタイプ。

焼肉屋に行くと焦げるほど念入りに焼きたいのですが、時間がかかるため効率を考えて肉を網いっぱいにしきつめがち。

また、それほど焼肉屋に慣れていないので、肉の適正量を読めずになぜか食べきれない量を注文して、もったいないから肉を口に押し込んで

「当分肉なんか見たくないわ〜」とゲッソリするまでがひとくくりでした。

肉メニューを一皿何グラムで書いてくれればある程度量がわかるんだけどなぁ。

 

以前、焼肉奉行の私の妹と一緒に食べた時、

「お姉ちゃん!そんな貧乏くさく網いっぱいに肉を並べないで!」

「いい肉をそんなに焦げるまで焼かないで!」

と注意されて以来焼肉屋に行くのが億劫だったんですが、この日はその忠告を守って、注文を抑制しつつ、ペースダウンして肉を焼いてみました。

 

もう少しだけでいい。あと少しだけでいい・・・。

 

ゆっくり味わいながら食べればそんなに量はいらないんですよね。しかもいい肉なら満足感も少量で充分。

腹八分目あたりでなんだかすっかり幸せな気分になりました。

うちはもともと小食な家族なので、バイキングなどは元が取れません(長女も自分の食のピークは過ぎたと言っている)。外食だからと張りきって食べることもありません。ただ旦那は出されたら出されただけ食べてしまうので抑制が必要なんですけど…あ、いえやっぱりなんでもないや。

 

10個で満たされるはずのものでも、大は小をかねるからと欲張って12個手に入れることでかえって持て余したりストレスになったりすることがあります。そんな状態が続けば自分はそんなつもりがなくても自覚がないまま生活がメタボ化しているかもしれません。

 

10個欲しいと思ってたけど8個でも充分かもしれないという視点は、意識をしないとなかなか考えつきません。

 

この腹八分目の心地よさ、余白のゆとりが大事なのだと、私は焼肉で改めて気付くことができました。

 

 

最近何も持たないという住環境がミニマリストなら、食環境においても食べないことで体の調子を整えるということを実践している人が注目されつつあります。

極端なカウンターカルチャー(対抗文化)を推奨するわけではありませんが、当たり前だと思っていることに疑問や違和感を感じる視点は大事だと思っています。

少し距離を置いたところから自分の生活を眺めてみることは大事です。

 

そんなことを考えさせられる記事を2つ貼っておきます。

どう考えるかはその人次第ですが、私は興味深く読ませていただきました。

 

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