ユニークな暮らし

みんな違ってみんないい!整理収納のその先に見えたユニークな暮らしとは。

整理収納アドバイザーが長年愛用しているもの。

もしも人生に節目がなかったら、永遠にだらだらと続く先の見えない長い道のりを目的もなく彷徨う苦痛を味わうのかもしれない。

 

先日娘の高校の卒業式に出席しました。

この高校で3年間過ごせてよかったと親子共々改めて感じたいい式でした。

大学入試は良くも悪くも娘なりの成果が出たと思うし、チャレンジは失敗に終わったけど、謙虚に生きることに本人自身が気がつくことができたし、娘の性格に合っていると思われる大学に決まったので一安心です。

親としては、本人含め周囲の人間の体調を管理し風邪を引かせず心穏やかに手をかけずにお金だけ出して過ごせたので、やることはやったよ。よく頑張った私。これから教育費を一生懸命稼がねば。

 

自分の子供たちの「卒業という人生の節目」に立ち会う時に必ず着る服があります。

二十歳の成人式に私は地元で青年の主張を読み上げたのですが、その際に奮発して購入した「HANAE MORI」の黒ベルベットのワンピースを、実は20年以上経った今でも着ています。

成人式は着物という風潮の中、当時から人と違うことをして喜んでいたひねくれ者で目立ちたがり屋の私は、同じ金額をかけるならレンタル着物でなくワンピースを買ってさんざん着倒してやろうと、わざわざ銀座のハナエモリブティックまで行って買ってきたわけです。

色とりどりの華やかな着物の波の中で、異様に目立つ黒のワンピースはなかなかの威圧感だったかもしれません。このころから圧力が高めだったのね。

 

さすがにベルベット素材は今の時代からしたら少々古めかしい印象ですが、それ以上に上品で深みのある漆黒の中の光沢感と、体型に左右されない飽きのこないデザインが功を奏して、時代を超えて現役であり続ける、確固たる自信を兼ね備えたワンピースなのであります。

 

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逆にいえば二十歳の頃と比べて、ようやくこのワンピースのポテンシャルに自分が追いついたという感じでしょうか。

(とはいえ、実はバブルの名残で頑丈なゴリゴリの肩パッドが入っていたので、ボリュームを抑えた肩パットにお直ししています。)

確かに若い頃は今より痩せていて、平べったい体には少しガバガバしていた印象ですが、産道を使って鍛え上げられ蓄積された肉体にようやく沿うようになったかな。

そういえば自前のウエディングドレスは数年前妹が自分の式で着たいといってきた時に、引っ張り出して試着してみましたが、ウエストはかろうじて入ったものの背中が閉まりませんでした。おおぅ。たくましく生きていると背中に肉がつくのね。。。

 

しかしながら卒業シーズンはまだ肌寒い3月。

毎回このワンピをせっせこ着てはいるものの、たいてい式が執り行われる学校の体育館は底冷えするため、結局コートを一度も脱ぐことなく終わってしまうのよね。

 

「まじ、コートの下、パジャマでも気付かれなくね?」くらいの着込みよう。

 

でも今回は卒業祝賀会が暖房の効いたあたたかい場所でちゃんとあって、こうしてこの黒ワンピもようやく陽の目を見ることができました。まだ息子の卒業式もあるからあと2〜3回は着るぞ。

 

時にお直ししながら、手入れをしながら、丁寧に扱いながら、流行に流されることなく長年愛用しているものがあると、なんとなく嬉しいものです。ただ捨てないで取っておくのではなく、現役で使い続けることで、自分の人生に深みが増してくるような気がするから不思議なものです。

 

バレンタインハウスのイヤリングに続き、私がいまだ現役で長年使っているものを取り上げてみました。

 

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