ユニークな暮らし

みんな違ってみんないい!整理収納のその先に見えたユニークな暮らしとは。

片付けられないタイプの傾向と対策

家事代行や整理収納の仕事に携わって、身近にいる人物も含めてさまざまな片づけられない人たちを見てきました。

私なりに片付けられないタイプの傾向と対策を考えてみましたので、ご参考になれば幸いです。

 

 

①いらないのに断れない「なんでも受け身タイプ」

  • 「断る」「捨てる」ということにものすごく抵抗感がある
  • 自分軸がないので買い物の基準も曖昧
  • 無料、おまけ、限定、サービス、ノベルティ、紙袋が大好き
  • 捨てられない割にはものを大切にしないでそこらへんに放置
  • 捨てるくらいなら誰かにあげたいとリサイクルに関心が高い割に行動力がない

 

このタイプは性格的に優しい人が多いのですが、「人に嫌われたくない」気持ちが強いので、いろいろと押し付けられても断れないお人よしなだけだったりします。

共感力が高いため、ものにも自分自身や身近な人に投影しがちで、頭の中で勝手なストーリーを作り上げてしまいます。でもそれは手放すときだけの話。手に入れた瞬間はウエルカム精神ですが、すぐに次から次へとものが流入してくるためにいつしか存在を忘れて放置しています。

ところがいざ整理しようと手に取ると別れが惜しくなってしまう厄介なパターン。

無料でもらったものにも容赦なく存在意義を見つけ出し、元を取ろうとします。

捨てるくらいなら誰かにあげるか、元を取るために現金化しようと必死にリサイクルで昇華させようとしますが、アイテム数が多く管理ができていないので、すぐに行動に移せず数年経過してしまいます。それでも頑張ったフリマサイトの売り上げは、結局あぶく銭のため、ハードルの低い買い物を許容してしまいます。

 

◆対処法

元々ものを粗末に扱っている上に「自分がいらないと思ったものを人に押し付ける」ということは、ちょっと考えれば傲慢な行為だということに気づかなければいけません。

また、無料のものは貰わない確固たる意志が必要です。ものの流入を止めることが一番の方法なのです。

それができないなら、ものの在庫を徹底的に管理し、ものを次から次へと捌きまくって地域のバザーの鬼になりましょう。

そのうち大きな会社を経営できるようになるかもしれません。

 

②羨ましいがエネルギー「物欲モンスタータイプ」

  • 「みんなが持ってる」が基準
  • とにかく可愛いものが好きなわりにすぐに飽きる
  • 手に入れることが目的のハンター気質
  • 外面を異様に気にする
  • 自分や子供に甘く、ご褒美が大好き(でも旦那はないがしろ)
  • めんどくさいことはできればやらずに逃げ切りたい
  • 人から評価されづらい地味なことが嫌い 座右の銘が「いいとこどり」

 

常に他人の評価が気になり、承認欲求が強く、裏表のあるタイプ。もの中心の生活で、ものに依存しがち。自分にも甘ければ詰めも甘く見積もりも甘い。

 

◆対処法

どうしても部屋が片付かなければ、ズバリ、経済事情の許す限り家事代行サービスを使いこなしましょう。優越感に浸れること間違いなしです。

ただし、自分ができないことをやってくれる人に対するリスペクトを忘れると、器の小さい残念な人間と評価されてしまいます。家事代行の仕事は依頼人に対して「汚い」とか「だらしない」という目線で仕事することはほとんどなく(数多くこなしているうちに慣れるため)、それ以上に依頼人の感謝の気持ちが大いにこちらのモチベーションに影響します。

裏方さんが頑張ることであなたがキラキラ輝けることをお忘れなく。

 

③理想を高く設定しすぎて失敗する「完璧主義タイプ」

  • 片付け本が好きで常に正解を探している
  • ハレとケを混同しがち 「憧れ」を「日常」にしようとして失敗する
  • まず形から入る
  • 雑誌やSNSの世界観を鵜呑みにする
  • 自分の基準に当てはまらないものに対して不寛容でストレスがたまる
  • できない理由を人のせいにする

 

完璧主義がゆえに最初から完璧にやろうとして挫折するパターン。勉強しただけで理解した気になり、頭でっかちで行動が伴わない人もいます。

まず形から入るため、ツールやスタイルに凝りすぎて結局長続きせず、ポテンシャルを発揮できないまま使いこなせなかった高価な残骸たちがあちこちに力尽きてほこりをかぶっています。

全てを理想的なハレ(非日常)の生活に寄せていこうとするために、力の抜き加減がわからず、家族を巻き込んでは消耗していく。人に対する攻撃力もハンパないので、片付かないのを何かと人のせいにして必死に溜飲を下げている部分も見受けられます。

 

◆対処法

完璧を目指すよりまず終わらせろ。(マーク・ザッカバーグ)

完璧主義者のゴールポストは常に動いてしまっているので、ゴールを意識し、固定することが大事。そのためには全体を見渡すことが必要です。

細かいところばかり気にしていないで、宇宙とかもっとマクロなものに思いを馳せてみてください。自分がいかに狭い世界で生きている小さな人間かがわかります。

身の程を知りましょう。

さすれば自ずと広い心の持ち主になることができるでしょう。我慢するのではなく、寛容になることです。

 

④都合の悪いものは見て見ぬ振りの「現実逃避タイプ」

  • 視点が一面的で視野が狭い
  • モヤっとしていて全体像をつかむことができない
  • 当たり前の基準が低い
  • 衛生観念も低い傾向
  • 人からどう見られようと関係ないが度を越すと人に不快感を与えるので注意

 

自分は視力が良いので気がつかなかったのですが、視力の悪い人のものの見方を想像した時に、モヤモヤしたものしか見えていなかったとしたら、片付ける気にもならないだろうなと考えました。ゴミもゴミと判別できないまま景色の一部に溶け込んでしまっているのかもしれません。

または散らかっただらしない環境でなんの疑問も持たずに過ごし、当たり前の基準が低かったりすると、異常や違和感に気づきにくいことがあります。

 

◆対処法

視力が悪い人は嗅覚を鍛えましょう。ニオイでヤバいかヤバくないか判断するのが手っ取り早いです。不快なニオイがするものは処分しましょう。

嗅覚もダメなら眼鏡をかけてみてください。目の前に広がる世界はVR(バーチャルリアリティ)ではなく現実です。触ってみたらわかりますよ。

客観的な事実を把握するためにも写真を撮ってそのまま修正せずにSNSに流してみたらいろんなリアクションが頂けるかもしれません。

 

⑤収納さえあれば片付くと思っている「収納原理主義タイプ」

  • 箱が大好き〜収納すごーいたーのしー
  • 箱が細分化しすぎてしまいには何が入っているか自分でもわからない
  • スペースがあればものを置きたくなる衝動に駆られがち
  • 百均好き プラケース好き ゴミ箱多め
  • 思いつきで収納を買うため大きさも素材も色も形も統一感がない
  • 口癖は「収納が足りない」

 

作り付けの収納がたっぷりあるにもかかわらず、新たなるお手軽収納プラッチックボックスを買ってきてはオセロのように部屋の角という角に配置し、収納した気になって満足しています。

さながら収納要塞のよう。

その割にはものがまったくしまえておらず、はみ出し者が部屋中を占拠していたりします。

 

◆対処法

どうか一度部屋全体を見回してみてください。インテリアに百均でよくありがちなフェイク素材の小物入れやプラスチック製品はチープ感満載なのでなるべく排除しましょう。

108円で買える大きさの収納は実は中途半端なサイズなんだということにいい加減気づきましょう。

ここを探せばある程度のざっくり収納にして、その収納ボックスは妥協せず厳選してお気に入りのものを選びましょう。センスのない人は無印で揃えりゃなんとかなります。

床レベルに収納を置かないようにし、どうしても足りないなら壁面か天井に吊るせばいいじゃない。

 

まとめ

いろんなタイプをご紹介しましたが、ぶっちゃけ片付かなくて困る原因は「ものが多すぎる」の一言に尽きます。

また、これらのタイプが混合してこじらせているケースもありますし、ほどよくミックスされてそれほど困っていない人もいます。逆に科学変化を起こしてうまくいっているケースもあります。

 

暮らしの形はいろいろあります。みんな違ってみんないい。だからユニークな暮らしなんだと思います。

 

新種が見つかったらまたご報告いたします。

 

また身近にこんな片付けられないタイプがいますという目撃情報があったら教えてください。その方にあった対処法を教えます。