ユニークな暮らし

みんな違ってみんないい!整理収納のその先に見えたユニークな暮らしとは。

ざっくりボックスを使って連想力を高める。

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とある親子の会話

 

娘が最近、私が作る味噌汁が

「おいしくない」

というので、

「ああ、ダシを変えたせいかな」

と思い当たる節があり、それはそれでごもっともだと思って話を聞いていたのですが、

「へ〜なんで?」

と生返事をしたところ、

 

娘「なんか〜学食の味噌汁がやたらおいしいんだよね〜。家の味を忘れるくらい。」

 

そんなにうまいのか最近の学食ってヤツは!と思いながら聞いていると、

 

娘「いや、特別おいしいわけじゃなく、日によって味が違うからハズレの日もあるんだけど、(寝坊して)朝ごはんを抜いた日に、やっとありつけた感満載の味噌汁がめちゃくちゃおいしく感じるんだよね〜。幸せ〜」

 

ほ〜ん。てことは、

 

私「なんだかんだ結局、空腹が一番の調味料なんだね!」

 

という正しい日本語の会話をしていたら、横で聞いていた中2の息子が、

「くうふくってなに?」

とキョトン顔で聞いてきたので、すかさず娘(姉)が弟を猛攻撃。

 

姉「お前がしょっちゅう歌ってるRADWIMPSのサイハテアイニの歌詞にあるだろ!」

 

弟「(。・ω・。)?????」(キョトン顔)

 

姉「(イライラMAX)世界でいちばんの調味料って何かご存知なの?ズバリつまりそれは空腹です(サイハテアイニ)ってな!そういうことだよ!」

 

♪その部分のフレーズを歌う姉

 

弟「・・・え?・・・あ?・・・んん?・・・あっ!(察し)」

 

私「やっとシナプスがつながったかい?」

 

姉「おまえいつも地獄のヘビロテで歌ってるだろーが!歌詞の意味ぐらい考えて歌え!」

 

まあ、我が家の平均的な会話を再現してみました。まあこうして弟という生き物は姉の洗礼を受けて日々鍛えられていくんでしょうな。

 

 

うちの息子が残念な点

母と娘の冒頭のなにげない会話から

  1. そもそも「くーふく」という言葉を漢字変換できずに意味がわからなかった。
  2. 「お腹が空いている時に食べるものはなんでもおいしいよね」という会話のキモが見抜けなかった。
  3. お腹が空いている時に食べるものはなんでもおいしいという要点や「空腹」というキーワードから、いつも歌っているRADWIMPSの歌詞を連想し、引き出すことができなかった。
  4. RADWIMPSの歌詞自体が複雑なため、意味が理解できないまま歌っていた。
  5. お腹が空いている時に食べるものはなんでもおいしいという体験が彼にはなかったためにピンとこなかった。

 

おそらく息子がいくら勉強をしても国語と社会の点が上がらないのは、こういった読解力不足からなのだろうと感じました。理系の文章題についても同じことが言えるのでしょう。

 

彼にとって母と娘の会話は想像の上をいくものだったのかもしれません。

 

 

社会を丸暗記しても点に結びつかない原因

 

5の場合は仕方がないのでこれから経験を積んでいくしかないとしても、最低でも1と2ができなければ文系の科目は攻略できません。3と4ができれば文系科目が得意な部類になるかもしれません。

 

日本語って、文章に漢字が使われていればある程度の意味を予測することが可能な便利な言語ですが、音になると、会話の中に突然未知の響きの音が出てきた時に漢字変換できず対応できません。

例えば息子は社会の授業を一生懸命彼なりに聞いているのですが、先生が発する単語の音と教科書や資料集の漢字とがうまく関連付けられず、似たようなくくりのニュアンスを同一と認識できず、これは全く別物とはじいてしまうのではないかと思うのです。

 

Q.ヨーロッパの文化から影響を受けて成立した芸術や流行をなんというか?

A.南蛮文化

 

「・・・芸術や流行を(?)文化という?」なら答えられる問題なのに、「・・・芸術や流行を何という?」とざっくりモヤっと聞かれるとつまづくパターンです。

さすがに時代の範囲が限定されていない中でこの問題をなんの脈絡もなくポッと出されたらちょっと難しいですが、問題の流れで戦国〜安土桃山時代の鉄砲伝来とかザビエルとかポルトガルとかそんなキーワードが転がっていれば南蛮を連想できる人は歴史をよくわかっている人です。

しかし、うちの息子は「南蛮文化」から「ヨーロッパ」は連想できるけど、「ヨーロッパの芸術・流行」というざっくりしたキーワードから「南蛮」「文化」にたどり着けない。または重要なキーワードを拾いきれていない。関連付けられていないんだと思います。

 

りんごを見ていろんなことを連想できる人は頭がいい人だというツイートを見たことがありますが、赤いりんごの絵を見て「赤い」という言葉は浮かんでも逆に「赤い」というキーワードからりんごを引き出すのは時間がかかってしまう。デモデモダッテ青リンゴだってあるし〜みたいな。

でもテストというのは意地悪なので、授業で「このりんごは赤いんです」と教えて、「(?)は赤い」の(?)を埋めよ、というような問いが多く、融通が利かない息子のようなタイプは混乱するんだろうなあと。「りんごは(?)」と聞かれたら「赤い」と即答できるのにという感じでしょうか。

例えがわかりにくかったらごめんなさい。

 

「調味料は空腹」という歌詞を日頃から聞いていたのに

「空腹は調味料」という順番になるとピンとくるまでに時間がかかるということ。

さらに「調味料=おいしい味になる」ということが関連付けられず、「お腹がすいている時に食べるものはなんでもおいしいと感じる」という結論にまでなかなかたどり着けない。

うーん。

 

ざっくりボックスをうまく使いこなそう

 

頭の中を整理収納に例えると、

  1. 全く言葉を整理せず、入ってきた言葉をそのまま放置している状態
  2. 言葉をあまりにも細かく分類しすぎて一つの引き出しに一つの言葉しか入れていない状態。引き出しが多すぎて肝心な時に探し出せない、または時間がかかる。
  3. ざっくりと似たような言葉で目的別に分類し、ここを探せばあるという状態
  4. まめにきちんと言葉がラベル付けで管理されていて、探せばすぐに使える状態

 

答えを思いつくのに時間がかかる人は1か2の状態が多いのだと思います。1の状態でもすぐに探し出せる人か、4が難なく自然にできている人は天才の部類に入り、せめて3がうまく機能していればいろいろと捗った人生を送れるはずです。

 

うちの息子の場合、2に近い状態で、おそらくざっくりワードの引き出しに入っているボキャブラリーが貧弱なんだと思います。

 

要はざっくりボックスの使い方次第。

 

無秩序にざっくりボックスを使っても探し物にたどり着けません。何でもかんでもざっくりボックスに入れときゃいいやっていうのも間違いです。

逆に、ざっくりボックスに入れときゃいいものが机の上にはみ出している状態の人もよくお見かけするパターンです。

 

ざっくりボックスをうまく使いこなせるようになれば、連想力がつきます。さすればコミュニケーション能力と問題解決能力が向上するはず。

 

こんな感じで頭の中も整理できるようになると勉強ももう少し楽しいものになるのだと思います。

いろいろ試していく中で、自分にあった整理収納法を見つけられたら怖いものなしです。

頑張れ息子。

 

 

 

 

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