ユニークな暮らし

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DMM Okan 9月30日サービス終了から考える家事代行業の問題点

昨日整形外科にて3回目のステロイド注射をしてきました。

 

www.uniqueliving.xyz

 

しつこい右手首の痛みが取れず、とにかくなにかと右手をかばいながらの緊張感から、腕や肩・首にまで影響を及ぼしている始末。

整体とリンパマッサージ屋さんで「満身創痍」という肩書きがつくわ、PTAの仕事で学校の廊下をトボトボ歩いていたら、担任じゃない先生からも「どうしたんですか?お疲れですよ?(♀)」とか「顔が疲れてますよ?(♂)」と余計な言葉をかけられるやら、どんだけ「疲れたオーラ」が全身から漏れ出ているんだろう?と自分でも心配になる程です。

 

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先日DMM Okanが、需要に供給が間に合わずサービスを終了するというニュースを見かけました。

※ DMM Okan・・・格安で家事代行サービスをマッチングするアプリ

www.itmedia.co.jp

 

家事代行依頼は1.5時間で3,600円〜。働く方の時給は1,680~1,920円

一見、どちらも条件はそれほど悪いように見えませんが、ここで家事代行業界で働くことの問題点を私なりにあぶり出してみたいと思います。

※私はこのDMM Okanでは働いていません。

 

こういったサービスがうまくいかなかった理由は、この1.5時間という中途半端な時間設定にあると思っています。

 

たしかに頼む側にとってはハードルが下がり、気軽に頼める時間と料金設定だと思います。

しかし働く側にとってのデメリットは、私の経験上、

1.5時間じゃ何にもできない。

ということです。

 

自分の家でできる1.5時間の作業内容と、見ず知らずの他人の家でやる1.5 時間の作業内容は全く違います。また、自分のことをするのと、人のことをするのでは能力の使いどころが全く違うのです。

 

まず、初見の家は、どこに何があるかが検討がつかない状態で手さぐりのまま作業を始めなければなりません。

そもそも家事というのは、時に夫婦・家族喧嘩の種になる程、それぞれのご家庭や個人でこだわりやクセがあるデリケートな領域なので、それを加味しながらの作業はかなりのスキルと対応力がなければできません。そこに1.5時間のスピード性を求められるのではたまったものではありません。

 

しかも(交通費は出たとしても)往復に時間をかけてたった1.5時間の作業のために半日が潰れた割に、実入りが2,520円〜2,880円というのはかなりしんどいです。

うまく1日に何件か掛け持ちできればいいのですが、お客様の都合と家の位置関係もあり、どんなに効率よく働けたとしても1日3件が限度でしょう。動き回って10,000円にもならないなんて効率が悪すぎます。時給が1,000円でも定期的にまとまった時間をこなした方が、月単位で差がついてきます。

さらに同じ家で3時間作業するのと、1.5時間作業を2件することを想像してみてください。

作業の中には準備と片付けが含まれますので、単純に件数が増えればそれだけ準備と片付けの回数も増えるのです。

 

現場を駆けずり回っている頃、私はよく友達から

「まるでストイックなアスリートのようだね」と言われていました。

 

本当にスキマ時間に片手間で近所でできる仕事であればお得感満載の仕事ですが、実情は効率的な働き方には程遠く、リスクを背負いながら、スキルの高い仕事を求められ、想像以上に労働条件はきついのです。

  • 最低3時間の作業時間、または能力に見合った報酬を確保しなければ、現場は疲弊します。
  • サービスを求めるお客様の家はけして近所にまとまっているわけではなくあちこちに点在しています。
  • 毎日現場が違うというのは思っている以上に体力と精神力を消耗します。

この3つを意識した上で時給とサービス価格を設定していかなければ、需要と供給のバランスが崩れるのは当然の結果だと言えます。

 

家事代行はけして片手間でできる簡単な仕事ではありませんし、経験を積んでいってこそ成り立つ仕事であり、使い捨ての人材として扱われるべきではありません。

それなりの作業報酬をもらうべき崇高な仕事です。

 

誇りを持ってほしいと思います。

 

そして、依頼する側の人たちにも、自分にできないことができる人をリスペクトする気持ちを忘れないでいてほしいと思います。