外れた網戸を直せない夫と暮らす、メンテナンスの鬼です。
大人の事情で色々とブログの設定にも手こずりましたが、なんとか解決いたしました。
心機一転頑張りますので今後もよろしくお願いいたします。
さて、普段から家事が全く何もできない夫にいつもドン引きしているのですが、出張が続き、そろそろ彼のライフポイントがゼロになりかけていた時に、ちょっくらDIYもどきを手伝ってもらい、なんとか我が家における一家の大黒柱としての地位を保ち、ライフポイントも回復したというお話です。
長女の部屋の服がパンパンに詰められていたタンスが一部損壊し、さぞかし使いづらかろうと母は心配していたのですが、そんな瑣末なことに全く興味のない長女は「タンスの引き出しが壊れたなら、タンスにしまわなければいいじゃない」と溢れかえる服をタンスの上に無造作に積み上げておりました。
大量の着るあてのない服に囲まれて、いつも着たい服がないと嘆く娘に、親子でクローゼットの改善に取り組みました。
まずはここ1年着なかった服や、年齢的に子供っぽい服を処分し、服の量を減らしました。
そしてここで整理収納アドバイザーの母は思い切って賭けに出ます。
もともと間に合わせで買った通販の衣装ケースだったので、いっその事タンスをやめ、IKEAのALGOTシリーズでオープンクローゼットに初挑戦です。
片付けられない長女にとって吉と出るか、凶と出るか?
IKEA ALGOTのイメージ画像
タンスにしまってしまうと、見えないのをいいことに引き出しの中が無法地帯になりがちなので、ワイヤーケースで見える化します。
また、たたむのが億劫なら、ハンガー掛けにして手間を減らすのも一つの手です。
長女も「なんかショップみたい❤️」と珍しくテンション上げてきているゾ。。。
そこで
ご存知、網戸すら直せない夫の登場です。
いつもなら私一人で黙々と作り上げてしまうのですが、今回は強度がいるため、久々の夫婦共同作業で、愛する娘のために、そして愛する妻の信頼回復のために、頑張ってクローゼットを作ります。
うちはもともと合板打ちっ放しの壁なので、バンバン釘打っちゃうよ〜。
柱の出っ張りに合わせて木材を当てたその上から、支柱を固定するためにネジを打ち込んでいくのですが、ぶっといネジなのでさすがにカヨワイ私じゃ無理。30本も打ち込んで締め上げるので、終わり頃には夫も「慣れないことすると手がいてぇ…」と嘆いていました。
約3〜4時間で完成。
なかなか良いじゃないの。ハンガーも入れて全部で税込1万4000円くらい。自由にカスタマイズできるし、パーツの買い足しも可能。
高さ110cmあった壊れたタンスは夫が力任せにノコギリで解体して燃えるゴミに。
さあ、長女よ、これで自由におやりなさい。
そしてもう少し自分の部屋や持ち物に興味を持ってくれ、頼む。
汗だくになって必死にネジを打ち込んでくれた父に
「パパありがと〜❤️」
と長女が久々に感謝したところで、夫のライフポイントが跳ね上がります。
「あなた、お疲れ様。私一人じゃここまで出来なかったわ。ありがとう❤️」
デキる妻の敗北宣言に、夫のライフポイントに貯金がつきました。
めでたしめでたし。